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鬼子母尊神の像は、鬼形鬼子母尊神・子安鬼子母尊神に分かれています。

▶子安鬼子母尊神は子供を抱えた鬼子母尊神の姿が一般的で、安産や育児の神様とされています。

鬼子母尊神は、お釈迦様の時代インドにて、夜叉神の娘「訶梨帝母(カリテイモ)」とよばれ、結婚して沢山のの子供を産みました。しかし自分の子を育てるために他の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。

見かねたお釈迦様は、その過ちから彼女(訶梨帝母)を救う為に、彼女が最も愛していた末子を神通力で隠しました。彼女は半狂乱となって探し回わりましたが、結局見つけることができず、最後にお釈迦様に助けを求めました。

そこでお釈迦様は、「1000人いる子供の1人を失うだけでそのような状態になってしまいます。おまえのように子供を沢山産むことが出来ない人間が1人食べられた時、両親の心の内はどんなものだろうか?」と諭しました。

鬼子母尊神ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。

​ご利益

法華経守護、子宝成就、子孫繁栄、女性守護

子安鬼子母尊神

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