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お墓参りについて

法泉寺は、8/9神奈川西部地震及び、その台風台風の影響により、墓地に被害がございました。

復旧に努めておりますが、お墓参りの際には、例年以上に足元に気をつけて、安全に、お参りいただきたいと思います。

​ここに注意事項と、お参りの手順をまとめましたので、ご一読いただけると幸いです。​

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〇お墓参りの注意〇

・一人で墓地に行かない

・日中は避ける

​・お参り時間は短めに

​・食品のお供えは持ち帰り

​・ゴミは持ち帰る

​・歩きやすい靴で

・お墓の異常はすぐお寺に

・本堂素通りしていませんか?

真夏のお盆の時期は、日光に熱せられた墓石は触ると火傷するくらい熱くなっています。また、大きな地震の直後のため、墓石や地盤が緩んでいる場所もございます。墓地で倒れてもお一人では発見が遅れます。高齢者だけでなくお若い方も例外なく危険ですので、必ず二人以上でお参りしましょう。

陽射しの強い日中、お昼前後のお墓参りは避けましょう。涼しい早朝や夕方がお勧めです。日傘があると楽です。

丁寧なお参りは大切ですが、炎天下で体調を崩しては本末転倒です。本堂と墓前とそれぞれに手を合わせ、お参りしたら、速やかに帰りましょう。

​故人様の好物を墓前に供えることは、とても喜ばれると思います。ただ、そのままお墓に置いておくとすぐに傷みます。お墓を野生の動物に荒らされる原因ともなります。墓前に供えた飲み物・食べ物はそのまま持ち帰り、皆様で召し上がってください。

神様仏様が祀られている聖域であります。ゴミ箱があったとしても、自分のゴミは神様の足元に捨てずに持ち帰りましょう。お墓参りの持ち物には、必ずゴミ袋を入れてください。

突然雨が降ることもあります。ここ法泉寺は山の中なので、急に天気が変わることもしばしば。又、大きな地震の直後ということもあり。足元がしっかりしていないと滑ったり転んだりと危険です。ハイヒールやビーチサンダルなどは控え、歩きやすく、滑らない靴をお勧めいたします。

自分で何とかしようとせずに、まずはお寺に連絡してください。

大きな地震、小さな地震の繰り返し、異常な気温の毎日。石の接着面が崩れ、墓石がズレてしまう事があります。大きな地震の後、お墓が倒れないまでも、多くのお墓がズレました。少しだから自分で動かせそうな気がしてしまいますが、墓石はかなり重いので、安易に動かすと返って危険です。

また地震のあと、骨壺が倒れていないか心配で自分でお墓を開けようとする方もおられますが、大変危険なことです。必ず住職と、専門の方の立ち会いが必要です。

​どんなに小さなズレ、ヒビ、浮き、であっても、気がついたら、まずはお寺にご連絡ください。

1、お墓参りのときは、先ず本堂へ上がり、御本尊に合掌礼拝する方。

2、本堂へ上がらないが、本堂前で外から合掌礼拝する方

3、本堂には見向きもせずに、お墓参りだけする方

と3タイプいらっしゃいますが、残念ながら3が一番多いです。

​例えば、習い事でいつもお世話になっているコーチや先生がいたら、真っ先に「うちの子がいつもお世話になっています」と当たり前のように挨拶に行かれると思います。同じ事です。亡くなったとは言え自分の両親、祖父母、と家族がお世話になっている神仏に、先ず「お世話になってます」と挨拶に行く。​素通りせずに、必ず「墓前の前に御宝前」へお参りください。​​

〇お墓参りの手順〇

【お墓参りの持ち物】

・故人様が常日頃お世話になっている本堂、神仏へのお供物・お布施(お気持ちで)

※卒塔婆を申し込んでいたら卒塔婆代も

・墓前に供える供花、故人様の好物などのお供え物

・掃除用具(雑巾・スポンジ・バケツなど。歯ブラシは石を傷つけてしまいます)

・軍手・ゴム手袋(草むしりに)

・ほうき・ちりとり

・ゴミ袋(枯れた供花、雑草、花のビニールなど。(ゴミ箱があったとしても、持ち帰りましょう)

・線香・ろうそく・ライター

・数珠(あったら)

​②お墓の掃除

④お線香を上げ、合掌

⑤お参りが終わったら…

①本堂にお参り​、寺族への挨拶

③お花、お供物を供える

本堂上がらせて頂き、御本尊へ、線香を立て合掌礼拝。常日頃からご自身含め、家族、親族、ご先祖様を守護くださっている諸天善神にご挨拶をします。

​​・神仏へのお供物、お布施は、御本尊側に向けるように置き供えます。

置く場所が定められていたら、そちらへ。寺族が在宅であればお預けしましょう。

卒塔婆を申し込まれている方は、お経を上げてある卒塔婆が本堂に準備されていますので、受け取り、お墓にお供えしましょう。

​※お体の都合で本堂へ上がることが困難な方は、外から、神仏への感謝の気持ちで合掌礼拝しましょう。

・墓前に合掌してから、ゴミを拾います。水をかけながら、墓石の汚れを拭き清めます。

※この時、墓石や外柵、石塔のズレやヒビ、隙間がないか確認しましょう。異常があったら、先ずはお寺にご連絡ください。​​

・花立てに花を供え、水鉢(墓石前,中央のくぼみ)に綺麗な水を張り、お供えものを置きます。

※​お酒、缶ジュースなど、蓋を開けたり、食べ物の袋を開ける必要はありません。

​※墓石にお酒やビール、ジュース、はかけません。​​

・線香に火を付け、供えます。

※束を崩して小分けにしてから火を付け、口で吹き消すのではなく手を振るように消します。

​※故人様に近しい間柄の方から、順番にお参りします。​​

・墓前にお供えしたお供物は持ち帰りましょう。墓前に置いたままですと、動物に荒らされる原因となります。

・線香は最後まで燃やしきる様にしましょう。

​・お花はそのままで構いません。

・ゴミは全て持ち帰りましょう。

​お寺にゴミ箱が設置されていたとしても、みんながお寺のゴミ箱にゴミを捨てていたとしても、自分はゴミを持ち帰る、お寺はゴミを捨てて良い場所では無い、神仏の足元にゴミを置いていかない、という意識をお持ちいただきたいと思います。

お布施の金額は「お気持ち」

お寺は修行の場です。お布施の金額に迷ったら、自分自身を振り返る良いタイミングです。

例えば、今年はゲームにいくら課金した。趣味のサブスクにいくらかけた。推しにいくらお布施を払ったなあ。良いスマホに買い換えた。新車を買った。旅行に行った、美味しい物を食べた。と、自分自身の欲求のためにいくらお金や時間を費やしたか、を振り返り見直し、改めてお布施やお供物の意味を考え、お自分が亡くなった両親や祖父母、自分のご先祖様の供養のためにいくら包むか。

無理をする必要はなく、自分が仏様へお包みできる適当と考える金額をお包みになり、納めしましょう。

お寺により、金額を定めている場合もございます。(お寺の維持に必要なため)ご不安な場合は直接お寺にご確認下さい。

お花・線香・火のご用意あります

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